おはようございます。
本日も来院された患者さんのお話。
トレランが趣味の30代女性。
走っていて左下腿部(ふくらはぎのちょい下)に
痛みが生じ来院。
「先生、肉離れかも…」と相談されてきました。
よくあるふくらはぎの肉離れだと思うが、
一向によくならないのだと。
歩いていて徐々に痛くなってきたと。
一通りのカウンセリング後、所見をとりました。
患者さんの訴える部位を触ると、
「あ、そこそこ!」と言い、とても痛がるんですね。
その部位というのは踵から20cm上くらいの場所。
ちょうど腓腹筋の筋肉と腱の移行するあたり。
でも腓腹筋の伸張痛はないんですよね。
あとヒラメ筋単独の伸長痛もないんですよね。
ただつま先立ちは痛い。
これはただの肉離れではなく、
足の親指を曲げる長母指屈筋の
くっついてる部分の炎症だったんですね。
これをはっきりさせるのはとても大事な事です。
普通の肉離れと思い込んで様子を見たり、
ストレッチをしたりしていれば、
痛みの慢性化や難治化につながったかもしれません。
さらに悪ければ足の変形につながった可能性も…
スポーツをしてる方でもお仕事を頑張っている方でも、
自分の痛みをわからないまま放置してはいませんか…?
施術をする、しないは患者さん自身が決める事ですが、
正しく判断するための情報は持っていますか…?
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今回はここまで。
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