おはようございます。
今回もスポーツ障害について
お話していこうと思っていたのですが、
ちょっと内容を変更して応急処置について
書いていきたいと思います。
皆さんは応急処置について
RICE、もしくはPRICEといった言葉を
聞いたことはありますか?
p=protection(保護)
r=rest(安静)
i=icing(冷却)
c=compression(圧迫)
e=erevation(挙上)
このように応急処置の際に必要な事の
頭文字をとって作られた言葉です。
元々はRICEだけでしたが、医学の発展とともに
患部の保護も重要視されるようになりPRICEになりました。
そして、近年ではこの処置がまた見直されています。
必要以上に安静(rest)を保つのではなく、
患部を復帰に向けて適切に動かしていく方が
良いのではないかとされてきています。
そこで新しい応急処置の形が
「POLICE」です
rest(安静)がoptimal loading(適切な負荷)に
置き換わったものです。
負傷した部分をまったく使わない状態が続くと、
怪我からの回復がかえって遅くなってしまうことが多いです。
たとえば、足首の捻挫の場合、
足首の安静を保ちすぎると
・患部のむくみが進行
・腫れが引かない
・靭帯が分厚くなる
・靭帯の伸張性の低下
・筋の出力低下
・メカノレセプターの機能低下
などの要因を引き起こして、
結果として症状が後遺したり、
完治に時間を要するようになります。
そのため、安静を保つのではなく、
早期から少しずつ負荷をかけることで、
怪我からのより速い改善が期待できます。
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今回はここまで。
他にも応急処置や対処の方法、
スポーツ障害についてて知りたいという方は
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