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blog ケガ スポーツ障害 身体について

陸上でヒザの痛み

おはようございます。

本日も一つの症例紹介。

13歳陸上部女子。

長距離を走っていたところ、

徐々に膝の内側が痛くなり当院を受療。

来院時、膝蓋骨の内側に軽度の腫脹を認め、

同部に圧痛もみられました。

歩行痛は軽度、走行は痛みのためできないとのことでした。

ほかにもいろいろと所見をとった結果、

この膝の痛みの正体はタナ障害でした。

タナ障害は、厄介な痛みです。

皆さんもタナ障害覚えておいてください。

そして、もしかして?と思った場合はすぐご相談下さい。

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今回はここまで。

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もしくは、086-221-7272まで。

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blog ぎっくり腰 ケガ スポーツ障害 健康管理 身体について

画像だけが真実???

ヘルニア、LSCS(脊柱管狭窄症)のほとんどは、

手術せずによくなります。

そもそも、画像を撮ってヘルニアがあるからとか、

脊柱管が狭窄しているからとか

単なる状態に過ぎません。

状態と病態は異なります。

画像所見と臨床所見は合わないことは多々あります。

当然です。

だからちゃんと所見をとって、

病態を見極めることが非常に重要です。

皆さんはちゃんと所見をとってもらっているでしょうか?

ちゃんとですよ?

先日も、病院でMRIを撮って

L5ヘルニアと診断された患者さんが来院されました。

ただ、臨床所見としてL5rootの所見は

あまりみられませんでした。

PTR,ATR正常。下肢MMT正常。知覚異常なし。

腰部、右臀部、右ハムにかけての痛み。

なので詳細に所見をとったところ・・・

すると、どうも右仙腸関節、右梨状筋に異常がありました。

そこでこれらの組織に施術をしたところ

数回の施術で症状はほぼ消失。

もし、あのまま病院で診てもらっていたら、、、

もしかすると手術を宣告されていたかもしれませんね。

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今回はここまで。

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blog ケガ スポーツ障害 健康管理 疲労 身体について

整骨院で電気を受けたことがある人へ

おはようございます。

今日は受けた事がある人も多い

電気のおはなし。

多くの方が勘違いしていることがあるのですが、

何かというと、「痛いところに当てる」ということ。

確かに痛みがある場所に当てると

痛みは取れるような気がします…。

そして、実際に痛みが取れることもありますが…。

これは病態によって異なります。

一つ言えることは、

痛みの部位に物療を行なって痛みが取れた場合、

それは痛みが取れただけで病態は改善してないということ

つまり、対症療法でしかありません。

病態を改善したいなら、

病態に適した物療を行わなければなりません。

当然、設定も変える必要があります。

皆さん、漫然と電気を受けていませんか?

なかなか症状が改善しない場合は、

是非一度、当院にご相談ください。

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治療を受けても良くならない人へ

いくら技術が優れていても、

良くならないことは多々あります。

その理由は、病態把握かもしれませんが、

その病態把握が的確でも良くならないことがあります。

では、、、

病態把握も的確で技術もある程度はあるのに、

なぜなかなか症状が改善しないようなことがあるのでしょうか?

そこには様々な因子が関与してきます。

例えば、水分摂取不足。

摂取量が少なければ、体は脱水状態となりますから、

組織にとってはあまり良い環境ではありません。

神経が過敏になったり、

足が攣ったりするのも脱水の影響による場合がほとんどです。

適切な水分摂取量は、最低でも体重1kgあたり30mlです。

つまり、60kgの方なら

1.8lの水分摂取が1日の最低水分摂取量となります。

またタンパク質不足も影響します。

タンパク質は身体の大部分を構成する要素です。

組織が損傷して回復するためには、

その材料源であるタンパク質が必要となります。

つまり、そのタンパク質の摂取量が少なければ、

当然回復は遅れます。

他にも色々とありますが、、、

人の体は口から取り入れたものから構成されています。

なので、どんなものを口に入れているのかが

症状改善には非常に重要なファクターとなります。

なかなか症状が改善しない場合は、

是非一度、当院にご相談ください。

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blog ケガ 健康管理 身体について

本当にヘルニア??

おはようございます。

今回も症例を一つ。

先日来院された30代後半の男性。

右足に痺れがあるとのこと。

以前に病院でMRIまでとり、L5/S1ヘルニアとの診断。

しかし、1ヶ月経っても改善が見られない

ということから当院を受療。

ヘルニアとの情報はあったものの、

色々と検査をしてみると、ヘルニアの要素が乏しく、

・反射正常
・EHLのMMTは4であったが、他は正常。
・痺れ領域の感覚低下なし。
・SLRは患側で20度

SLRは顕著だけど、

これはヘルニアによる症状ではない可能性のほうが高いな…

と思いました

ちなみに運動痛は前屈痛著名、

後屈痛も前屈ほどではないけど痛みが強い。

座位保持で痛み増強。

同じような症状を引き起こす

LSCS根型、神経根症、ファーアウト症候群、

梨状筋症候群などを疑い、さらに検査をしていきました。

すると、梨状筋症候群の所見が顕著に見られました。

当然、施術すると即座にSLRは80度まで回復。

そして3週後には下肢症状は完全に消失しました。

やはり、病態把握は大切ですね。

いくら病院で診断されても、

私たちはクリアな視点でもう一度ちゃんと

患者さんの症状から病態を把握しなければなりません。

その重要性を再認識した症例でした。

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今回はここまで。

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blog ケガ スポーツ障害 健康管理 身体について

子供の痛いに要注意

おはようございます。

今回は症例というか、

注意事項的。

小さな子供が「太ももが痛い」

と訴えた場合、そのほとんどは股関節疾患です。

特に幼少期であれば、単純性股関節炎が多いです。

でもペルテス病や、

少し大きくなると大腿骨頭すべり症なんかも

えなければなりません。

子供の「太ももが痛い」は要注意ですよ。

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blog ケガ スポーツ障害 健康管理 膝の痛み 身体について

膝の痛みの原因は膝だけじゃない???

おはようございます。

今回も症例を一つ。

50代男性。スノーボード走行中に右膝を負傷。

転倒するなど明らかな受傷機転は不明。

滑っている際に徐々に右膝内側に疼痛出現したとのこと。

近隣の整形外科にてレントゲン、エコーを撮影し、

MCL損傷と診断。

その後変化ないため当院に来院。

MCLに圧痛なし。外反ストレス(−)

運動痛はなく、passiveでの屈曲で膝後部内側に疼痛あり。

圧痛は脛骨近位内側でMCLよりも背側にある。

さて、そこには解剖学的には

どのような組織が存在しているかというと?

SM(半膜様筋)とST(半腱様筋)ですね。

ということは…??

MCL損傷のように見えても

そうではない痛みもあるという

そんな症例です。

なかなか良くならない…

自分のケガがどういったものかわからない…

そういう方はいつでも気軽にご相談下さい。

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blog ケガ スポーツ障害 健康管理 膝の痛み 身体について

よくある痛みと思っていると・・・??

おはようございます。

今回も症例を紹介していきます。

12歳男子。バスケットボール選手。

両膝のひざ下の痛みを訴え来院。

この時点でもしかしてと思う方もいるかと思います。

そう、オスグッド病です。

脛骨粗面(膝下の出っ張り)に圧痛があり、

他の症状からも明らかにオスグッド。

でもPTB(膝蓋腱)にも圧痛がありました。

違和感を感じて、色々動かしてみると

膝を伸ばす時に膝の脂肪体の動きが悪い。

これが痛みの原因の一因になっていると考え、

IFPの滑走を改善させるようにアプローチすると‥

劇的に疼痛が軽減。

オスグッドばかりに気を取られていたら、

これほどの結果を出すことはできなかったと思います。

かといって、全てのオスグッドに

同じような現象が起こっているわけではありません。

ただ、オスグッドによる疼痛は、

脛骨粗面部だけが痛みの原因になっているわけではない

ということを頭の片隅においておいた方がいいのかな

と感じた症例です。

中々子供の膝の痛みが治らない・・・

治療を受けているけど痛みに変化がない・・・

そういう方は何か他の原因で痛みが出ていることが

あることも考えてみてください。

まるた整骨院では種々の検査法などで

皆さんの身体の悩みの根本を見つけますので、

いつでも気軽にご相談ください。

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blog 膝の痛み 身体について

軟骨がすり減って…

おはようございます。

みなさんの周りにも膝が痛い方は

たくさんいると思います。

その中でも特に多いのが

変形性膝関節症(OA)という診断を

受けた方だと思うのですが、

膝の骨や軟骨の摩耗で痛みが出ない事は

みなさんご存じでしょうか?

膝関節に限らず、変形性関節症(OA)の痛みは、

軟骨の磨耗が原因ではありません。

もちろん、骨と骨がぶつかっても痛みは出ません。

骨や軟骨には痛みを感じる神経はありませんからね。

では、痛みの原因は、、、?

そうですね。”滑膜”です。

滑膜炎が主な病態です。

なので施術するべき組織は骨や軟骨ではないんですね。

ずっと膝が治らないという方は

このような説明を受けたことはありますか?

どんな病態もまずは何が損傷しているのか?

何がその症状を誘発しているのか?

それは本当なのか?

今、自分は治す為に正しい事をしているのか?

今一度、考えてみてください。

そして、もし大丈夫!と言えない場合は

一度、当院もしくは最寄りの医療機関にご相談ください。

本当にその症状の原因はその組織でしょうか?

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blog ケガ 健康管理 膝の痛み 身体について

とても多い膝の痛みについて

昨日はお勉強の時間

Hoffa diseaseについて復習したのですが、

それについてのお話。

膝に痛みがある方は周りにも多くいますよね?

半月板損傷や変形性膝関節症、靭帯損傷など

様々な病態の患者さんがおられます。

その中でもHoffa diseaseは

見逃されやすい病態です。

Hoffa diseaseとは、

別名を膝蓋下脂肪体炎と言って

ちょうど膝のお皿の下にある

脂肪の塊の炎症です。

「半月板損傷」

「ジャンパー膝」

と判断された膝の痛みが

「実はこの脂肪体の炎症だった」

ということは珍しくありません。

さらに膝関節変形性関節症(OA)の

患者さんがこの部位の痛みを訴えることも多く、

痛みの原因がOAによるものではなく、

脂肪体の炎症ということも

多々あるのです。

そして、この脂肪体は厄介なことが。

とある研究によると膝関節周辺において…

膝蓋下脂肪体は、

最も痛みを感じる部位であるとのこと。

さらに、

脂肪体で炎症が起こると新生血管が進入します。

ということは同時に神経も伴走するので

さらに痛みが出やすい状態となるのです。

こうなると、治りが悪くなりますね。

そして、この脂肪体なのですが…

膝を曲げる際はビヨ~ンとのびて

お皿の下に潜り込みます。

膝の伸ばす時はお皿の下に移動します。

簡単に言うとこのように動くのです。

なので、膝の曲げ伸ばしで痛みが出る

という方はhoffaかも?と疑って、

当院もしくは最寄りの医療機関でご相談下さい。

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