おはようございます。
今回はテニス肘(外側上顆炎)のおはなし。
外側上顆炎のもう一つの原因。
外側上顆炎と言いつつ、
実はほとんどの症例で炎症を起こしていま
外側上顆炎はだいたい嘘つきです。
今回はその一例の紹介を。
以前より外側上顆の痛みがあり当院へ。
確かに外側上顆に圧痛があって、
関連する筋肉に筋硬化と圧痛、
そしてテストでも外側上顆に痛みを認めました。
加療して2週ほどでほとんどの痛みは消失。
ただ、外側上顆の圧痛だけは残存し、
日常生活でも時に痛みが出るとのこと。
そこで再度所見をとっていくと…
後前腕皮神経に圧痛が。
ということで、この神経にアプローチを
すぐに外側上顆の圧痛が消失。
その後、数回の施術で外側上顆の圧痛は完全に消失しました。
痛みの最後の原因は神経で、
外側上顆炎はやはり嘘をついていたんですね。
思い込みで施術し続けると、
改善しない症例もあります。
なかなか良くならない時は、
もう一度病態をよく見てもらってください
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今回はここまで。
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