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ただの肉離れと思っていても、、、

おはようございます。

本日も来院された患者さんのお話。

トレランが趣味の30代女性。

走っていて左下腿部(ふくらはぎのちょい下)に

痛みが生じ来院。

「先生、肉離れかも…」と相談されてきました。

よくあるふくらはぎの肉離れだと思うが、

一向によくならないのだと。

歩いていて徐々に痛くなってきたと。

一通りのカウンセリング後、所見をとりました。

患者さんの訴える部位を触ると、

「あ、そこそこ!」と言い、とても痛がるんですね。

その部位というのは踵から20cm上くらいの場所。

ちょうど腓腹筋の筋肉と腱の移行するあたり。

でも腓腹筋の伸張痛はないんですよね。

あとヒラメ筋単独の伸長痛もないんですよね。

ただつま先立ちは痛い。

これはただの肉離れではなく、

足の親指を曲げる長母指屈筋の

くっついてる部分の炎症だったんですね。

これをはっきりさせるのはとても大事な事です。

普通の肉離れと思い込んで様子を見たり、

ストレッチをしたりしていれば、

痛みの慢性化や難治化につながったかもしれません。

さらに悪ければ足の変形につながった可能性も…

スポーツをしてる方でもお仕事を頑張っている方でも、

自分の痛みをわからないまま放置してはいませんか…?

施術をする、しないは患者さん自身が決める事ですが、

正しく判断するための情報は持っていますか…?

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今回はここまで。

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もしくは、086-221-7272まで。

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打撲っていうケガが舐められすぎて怖い

おはようございます。

打撲の施術って何するの?

別に放っておけば良くない?

そんな風に思う方はたくさんいるでしょう。

私たち施術家でさえ、そんな風に言っている先生がいます。

確かにひどくなければいいんです。

でも、中には血腫が形成され、

周辺組織と癒着して、

皮膚の可動性が著しく低下していた患者さんもおられました。

他にも、血管新生に伴って神経線維が過剰に増える事で

擦れるだけで痛みを生じるような方も。

だから、打撲は急性期の処置が非常に重要だと思います。

もちろん、その前に正しい判断も求められます

施術としては、アイシング、キネシオテーピング、

超音波、皮膚のモビライゼーションなどでしょうか。

だから、たかが打撲でもやべ〜ヤツがあることを周知して、

何かあった際にはすぐにきてもらいたいですね。

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オスグッドの痛みについて

先日、オスグッドの患者さんに

2つの神経へのアプローチをすることによって、

痛みがほぼ0になりました。

そして次に来たときには、多少痛みは戻っていましたが、

とても良くなっていました。

その神経は、脛骨粗面に向かう神経なんですが、

破格があり一概に脛骨粗面に向かうとは限りません。

その神経とは、総腓骨神経反回枝と伏在神経膝蓋下枝です。

オスグッドでお悩みの方、

あなたの痛みはもしかしたら神経へのアプローチで

改善するかもしれません。

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足の捻挫の治療に本当に必要なこと

足関節捻挫で整復操作をされたことはありますか?

足関節捻挫は、距腿関節で内反強制された結果、

ATFLが損傷します。

靭帯が損傷すると言うことは、

それだけ距腿関節で内反が強制されているわけです。

通常であれば(靭帯が温存されていれば)、

内反強制されてもその後距骨は元の状態に戻ることができます。

しかし、靭帯が損傷されてしまうと、

適切な位置に距骨は戻ることができません。

なぜなら、そのガイドとなる靭帯が損傷しているからです。

そのため、距骨は少し前方に変位した場所に戻ってしまいます。

ATFLが距骨の前方変位に対する制動を担っているためです。

その結果、ATFLが損傷しているにも関わらず、

背屈制限や背屈可動域の低下をもたらすのです。

なので、この距骨のアライメントを改善するために

足関節に対する整復操作が必要なのです。

整復すると、当然回復は早くなりますし、

一定レベルで疼痛が軽減します。

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慢性腰痛と思っている方、LIFTって聞いたことありますか???

おはようございます。

今日はLIFT(胸腰筋膜外縫線)について。

LIFTについてはまたいずれお話ししますが、

腰の側屈時の対側腰部痛、

回旋時の対側腰部痛で腰の外側に疼痛がある場合は

LIFTを疑います。

このような症例に対してUSを使って施術を行うと、

即時的な効果に加え、その後の改善が非常に早かったです。

LIFTに超音波を当てると脊柱起立筋だけでなく、

腰部周辺の筋肉はほとんど正常化します。

腰を横に倒した時や捻った時に倒した方と反対の腰痛がある、

こういった腰痛にお悩みの方はこのような

施術が必要かもしれません。

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整骨院の電気って、、、

おはようございます。

みなさんは整骨院や病院で

電気を当ててもらったことありますか?

当院に来られた患者さんに

電気はどのくらいの強さがいいの?

と質問されます。

この答えは

正直痛いほどでなければなんでもいいです。

どんな物理療法でも、

出力を最低にしても

ある程度の効果が得られます。

むしろ強く効果が出る場合もあります。

電気が苦手な患者さん、知覚異常のある患者さん、

痛みが強すぎる患者さんや神経過敏状態にある患者さん、

なかなか改善傾向が見られない患者さんなどの場合に、

この超低出力での通電が有効な場合があります。

「え?そんなんで効くの?」

なんて思われるかもしれませんが、

れがよく効くんです。

患者さんも何も感じないので半信半疑ですが、

理論的には、患部にその物理療法のエネルギーを

提供することができればいい治療効果を得ることができます。

いくら出力が低くても、

患部にそのエネルギーさえ提供できれば良いのです。

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筋肉は緩めてはいけません!

安易に筋肉を緩めるのはお勧めできません。

なぜなら、筋肉を緩めることによって筋出力は低下し、

筋の反応性も低下します。

さらに、関節の安定性を担保できなくなります。

結果的に痛みが増強したり、

またちょっとしたことで痛みをぶり返してしまいます。

そもそも筋肉を緩めても治りはしません。

筋肉を緩めたからと言って

組織修復が完了したわけではありませんから。

「ここが硬いから痛いんだよ」

「ここを緩めたらいいんですよ」

みたいな説明を受けた事があれば、

もしかすると貴方の受けている治療は

効果が薄いかもしれませんね。

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膝の痛みだけど膝は悪くない?

膝の内側の痛み。

たったこれだけの情報だと、

想定される原因はかなり多くありますよね。

そんな膝の痛みですが、

縫工筋という筋肉が原因となっている痛みも

数多く経験します。なぜか?

それは、縫工筋を貫通している神経があるからです。

神経は筋肉との摩擦にさらされますから、

このような場所で痛みを発しやすくなってしまうのです。

絞扼性神経障害として、

足根管症候群やギヨン管症候群など

有名なものも色々ありますが、

それ以外の部位でも絞扼を起こしてしまうところは

非常に多いです。

原因のはっきりしない痛みやしびれ、だるさ

そのようなお悩みがあればいつでもご連絡ください。

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手首の痛みをTFCCと思い込んでいませんか?

右手をついて立ちあがろうとした際に、

右手関節を痛めた40代女性。

手関節の尺側の痛みを訴えて来院されました。

この時点で、、、「あ、TFCC損傷かな?」

なんて思う方は多いかもしれません。

当院のブログでも紹介している疾患ですしね。

ただ、病態把握で先入観は禁物です。

私の場合は手首の小指側に痛みが生じる疾患を

10個以上考える。これが鉄則です。

私も患者さんと会話しながら、

色々と可能性を考えていました。

手関節の運動痛はほぼなし。

回外を強くすると痛みが出る程度。

圧痛はTFCCにはなく、DRUJに認める。

しかしDRUJを痛めたのであれば、

運動時痛が出てもおかしくない。

少し頭を悩ませていると患者さんが、、、

「先生、こうしたら痛いんです」と

背屈したり回外したりするんです。

「あれ、さっき私が動かした時には痛みなかったですよね?」

そうなんです。

Passiveでの運動時痛は認めなかったんですが、

Activeだと疼痛が再現されるんです。

そこで詳細な圧痛を確認すると、、、

「それ、痛いです」と患者さん。

「あ、なるほど〜。これか〜。」

やっとわかったんです。

「じゃ、こうしてみて。」(小指の伸展を指示)

「痛いです!」

もうわかりましたね。

そう、手関節第5区画を通るEDM(小指伸筋)の

いわゆる腱鞘炎だったんです。

やはり先入観は禁物です。

そして詳細な解剖学的知識と触診はもっと重要です。

そんなことを再認識した症例でした。

手首の痛みが引かない方は

このようなケースもありますから

早めにご相談下さいね。

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慢性腰痛・・・?

腰の痛み、、、

関節や筋肉へのアプローチとして

いろいろ行ってもなかなか改善しないことがありますよね。

そんなときは、神経へのアプローチです。

やはり関節や筋肉へのアプローチで改善しないわけですから、

神経へのアプローチも考えなければなりません。

痛みのでている箇所はどのような神経が走行しているのか?

その筋肉は何神経が支配しているのか?

あなたのその痛みは本当に慢性腰痛でしょうか?

神経の説明やアプローチを受けた事はありますか?

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