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膝の痛みだけど膝は悪くない?

膝の内側の痛み。

たったこれだけの情報だと、

想定される原因はかなり多くありますよね。

そんな膝の痛みですが、

縫工筋という筋肉が原因となっている痛みも

数多く経験します。なぜか?

それは、縫工筋を貫通している神経があるからです。

神経は筋肉との摩擦にさらされますから、

このような場所で痛みを発しやすくなってしまうのです。

絞扼性神経障害として、

足根管症候群やギヨン管症候群など

有名なものも色々ありますが、

それ以外の部位でも絞扼を起こしてしまうところは

非常に多いです。

原因のはっきりしない痛みやしびれ、だるさ

そのようなお悩みがあればいつでもご連絡ください。

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今回はここまで。

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手首の痛みをTFCCと思い込んでいませんか?

右手をついて立ちあがろうとした際に、

右手関節を痛めた40代女性。

手関節の尺側の痛みを訴えて来院されました。

この時点で、、、「あ、TFCC損傷かな?」

なんて思う方は多いかもしれません。

当院のブログでも紹介している疾患ですしね。

ただ、病態把握で先入観は禁物です。

私の場合は手首の小指側に痛みが生じる疾患を

10個以上考える。これが鉄則です。

私も患者さんと会話しながら、

色々と可能性を考えていました。

手関節の運動痛はほぼなし。

回外を強くすると痛みが出る程度。

圧痛はTFCCにはなく、DRUJに認める。

しかしDRUJを痛めたのであれば、

運動時痛が出てもおかしくない。

少し頭を悩ませていると患者さんが、、、

「先生、こうしたら痛いんです」と

背屈したり回外したりするんです。

「あれ、さっき私が動かした時には痛みなかったですよね?」

そうなんです。

Passiveでの運動時痛は認めなかったんですが、

Activeだと疼痛が再現されるんです。

そこで詳細な圧痛を確認すると、、、

「それ、痛いです」と患者さん。

「あ、なるほど〜。これか〜。」

やっとわかったんです。

「じゃ、こうしてみて。」(小指の伸展を指示)

「痛いです!」

もうわかりましたね。

そう、手関節第5区画を通るEDM(小指伸筋)の

いわゆる腱鞘炎だったんです。

やはり先入観は禁物です。

そして詳細な解剖学的知識と触診はもっと重要です。

そんなことを再認識した症例でした。

手首の痛みが引かない方は

このようなケースもありますから

早めにご相談下さいね。

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慢性腰痛・・・?

腰の痛み、、、

関節や筋肉へのアプローチとして

いろいろ行ってもなかなか改善しないことがありますよね。

そんなときは、神経へのアプローチです。

やはり関節や筋肉へのアプローチで改善しないわけですから、

神経へのアプローチも考えなければなりません。

痛みのでている箇所はどのような神経が走行しているのか?

その筋肉は何神経が支配しているのか?

あなたのその痛みは本当に慢性腰痛でしょうか?

神経の説明やアプローチを受けた事はありますか?

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手首の痛みでお悩みの方

おはようございます。

最近、当院で多い手首の悩み、

TFCCを痛めている方が多いです。

症状としては手を捻る動作が多くの場合で見られます。

あとは小指側の手首を押さえると痛い。

TFCCの圧痛ですね。

周辺には色々と別の組織もあるので

自己診断にはご注意。

さて、そんなTFCC損傷について、

皆さんはどのような治療を受けていますか?

当院では筋、神経、関節など

その人の状態に合ったアプローチを心がけていますが、

方形回内筋にアプローチを受けた事はありますか?

その場で痛みが軽減することもよくありますよ。

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陸上でヒザの痛み

おはようございます。

本日も一つの症例紹介。

13歳陸上部女子。

長距離を走っていたところ、

徐々に膝の内側が痛くなり当院を受療。

来院時、膝蓋骨の内側に軽度の腫脹を認め、

同部に圧痛もみられました。

歩行痛は軽度、走行は痛みのためできないとのことでした。

ほかにもいろいろと所見をとった結果、

この膝の痛みの正体はタナ障害でした。

タナ障害は、厄介な痛みです。

皆さんもタナ障害覚えておいてください。

そして、もしかして?と思った場合はすぐご相談下さい。

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画像だけが真実???

ヘルニア、LSCS(脊柱管狭窄症)のほとんどは、

手術せずによくなります。

そもそも、画像を撮ってヘルニアがあるからとか、

脊柱管が狭窄しているからとか

単なる状態に過ぎません。

状態と病態は異なります。

画像所見と臨床所見は合わないことは多々あります。

当然です。

だからちゃんと所見をとって、

病態を見極めることが非常に重要です。

皆さんはちゃんと所見をとってもらっているでしょうか?

ちゃんとですよ?

先日も、病院でMRIを撮って

L5ヘルニアと診断された患者さんが来院されました。

ただ、臨床所見としてL5rootの所見は

あまりみられませんでした。

PTR,ATR正常。下肢MMT正常。知覚異常なし。

腰部、右臀部、右ハムにかけての痛み。

なので詳細に所見をとったところ・・・

すると、どうも右仙腸関節、右梨状筋に異常がありました。

そこでこれらの組織に施術をしたところ

数回の施術で症状はほぼ消失。

もし、あのまま病院で診てもらっていたら、、、

もしかすると手術を宣告されていたかもしれませんね。

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整骨院で電気を受けたことがある人へ

おはようございます。

今日は受けた事がある人も多い

電気のおはなし。

多くの方が勘違いしていることがあるのですが、

何かというと、「痛いところに当てる」ということ。

確かに痛みがある場所に当てると

痛みは取れるような気がします…。

そして、実際に痛みが取れることもありますが…。

これは病態によって異なります。

一つ言えることは、

痛みの部位に物療を行なって痛みが取れた場合、

それは痛みが取れただけで病態は改善してないということ

つまり、対症療法でしかありません。

病態を改善したいなら、

病態に適した物療を行わなければなりません。

当然、設定も変える必要があります。

皆さん、漫然と電気を受けていませんか?

なかなか症状が改善しない場合は、

是非一度、当院にご相談ください。

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治療を受けても良くならない人へ

いくら技術が優れていても、

良くならないことは多々あります。

その理由は、病態把握かもしれませんが、

その病態把握が的確でも良くならないことがあります。

では、、、

病態把握も的確で技術もある程度はあるのに、

なぜなかなか症状が改善しないようなことがあるのでしょうか?

そこには様々な因子が関与してきます。

例えば、水分摂取不足。

摂取量が少なければ、体は脱水状態となりますから、

組織にとってはあまり良い環境ではありません。

神経が過敏になったり、

足が攣ったりするのも脱水の影響による場合がほとんどです。

適切な水分摂取量は、最低でも体重1kgあたり30mlです。

つまり、60kgの方なら

1.8lの水分摂取が1日の最低水分摂取量となります。

またタンパク質不足も影響します。

タンパク質は身体の大部分を構成する要素です。

組織が損傷して回復するためには、

その材料源であるタンパク質が必要となります。

つまり、そのタンパク質の摂取量が少なければ、

当然回復は遅れます。

他にも色々とありますが、、、

人の体は口から取り入れたものから構成されています。

なので、どんなものを口に入れているのかが

症状改善には非常に重要なファクターとなります。

なかなか症状が改善しない場合は、

是非一度、当院にご相談ください。

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blog ケガ 身体について

ただの指の痛み?即手術かも…

おはようございます。

今回は以前に当院に来られた時にドキッとした症例です。

40代女性。

主訴:母指の指腹が痛み

原因:明らかな負傷原因はないが、

物を持った時にその痛みに気付いたとのこと。

既往歴、基礎疾患なし

その他:母指の指腹には腫脹と熱感、軽度の発赤を認めました。

これを見たあなたはどう思いましたか?

ぶつけたのかな?腫れたのかな?程度にしか感じませんか?

この症例、即手術の重篤な疾患の可能性があったので

すぐ紹介状を書いて病院に行ってもらいました。

このような症例は日常的に身近に潜んでいます。

知識がないと、とんでもないことになりますので、

皆さんもご注意くださいね。

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本当にヘルニア??

おはようございます。

今回も症例を一つ。

先日来院された30代後半の男性。

右足に痺れがあるとのこと。

以前に病院でMRIまでとり、L5/S1ヘルニアとの診断。

しかし、1ヶ月経っても改善が見られない

ということから当院を受療。

ヘルニアとの情報はあったものの、

色々と検査をしてみると、ヘルニアの要素が乏しく、

・反射正常
・EHLのMMTは4であったが、他は正常。
・痺れ領域の感覚低下なし。
・SLRは患側で20度

SLRは顕著だけど、

これはヘルニアによる症状ではない可能性のほうが高いな…

と思いました

ちなみに運動痛は前屈痛著名、

後屈痛も前屈ほどではないけど痛みが強い。

座位保持で痛み増強。

同じような症状を引き起こす

LSCS根型、神経根症、ファーアウト症候群、

梨状筋症候群などを疑い、さらに検査をしていきました。

すると、梨状筋症候群の所見が顕著に見られました。

当然、施術すると即座にSLRは80度まで回復。

そして3週後には下肢症状は完全に消失しました。

やはり、病態把握は大切ですね。

いくら病院で診断されても、

私たちはクリアな視点でもう一度ちゃんと

患者さんの症状から病態を把握しなければなりません。

その重要性を再認識した症例でした。

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