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マッサージの危険性続き

さて、前回マッサージのお話をしましたが

その続きを。

まず、筋肉はマッサージされることで

一度は柔らかくなります。

しかし、そのあと反応として

以前より筋肉を硬くしてしまうのです。

さらに、筋は緩めると同時にある他の効果をもたらします。

それは「抑制(弱くなる)」という効果です。

筋は緩めると弱くなってしまうのです。

この状態は、筋肉の出力自体が低下した状態、

筋力はあるのに力を出すことが出来ない状態なので、

様々な痛みの原因となってしまいます。

なので、

運動前にストレッチやマッサージを頑張っているあなた。

方法や行う時間はくれぐれも注意してくださいね。

・・・・・・・・・・・・・・・・

今回はここまで。

詳しく話を聞きたいという方は

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もしくは、086-221-7272まで。

気軽にお問合せ下さい。

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マッサージの危険性

おはようございます。

先日とある論文でマッサージを行うことで

損傷部の回復が早まるというものを見かけました。

なので、少しマッサージのお話をします。

まず先の論文でマッサージとして行われていた内容なのですが

いわゆる押圧刺激かと思われます。

押圧を繰り返せば、同じような刺激と言えると思います。

組織損傷が起こると、組織液が漏出し腫脹が起こります。

すると疎性結合組織内の静脈は圧迫を受け、

静脈の還流が悪くなります。

その結果、好中球の排出が遅れ、修復に時間がかかります。

この論文では、いわゆるマッサージのポンピング効果により、

静脈還流が促進され、回復が早まったのではと推察します。

簡単に言うと

治るのに邪魔なものがマッサージで早くなくなって

治りやすくなるよ

ということですね。

ただこれはマッサージの効果の一部に過ぎません。

なんでもかんでもマッサージをしてよくなるかというと

そんなことはありません。

私は以前からマッサージは良くないということを

よくお話しているのですが、

それはこういった効果とは別の作用によるものです。

マッサージを行うことで人体に起こる変化とは、、、

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今回はここまで。

続きはまた次回に書いていきます。

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筋肉を緩めるっていいこと???

おはようございます。

テレビやインターネットなどを見ていると

「筋肉を緩めて改善!!」

「凝り固まった筋肉を解します!!」

とかよく見かける言葉ですよね。

でもそれってほんとに今あなたに

必要なことでしょうか???

筋肉を緩める事にメリットも

デメリットもある事を理解して

施術を受けていますか?

筋肉を緩めることだけ考えた

施術を受けていませんか?

例えばですが

筋肉が緩むとどのような変化が起こるかというと…

・筋肉が柔らかくなる

・筋出力が低下する

・拮抗筋が促通される(相反神経抑制)

・伸張に対する抵抗力が低下する

・関節の安定性が低下する

このような効果が期待できます。

単純に筋肉を緩めるというだけでも

身体にはこれだけの事が起こります。

もちろん、筋緊張が高すぎるのは問題です。

だから正常範囲内レベルで

筋肉を緩めることは必要かもしれません

でも、筋肉を緩めることによって

上記のような変化が起こるということは

理解しておく必要があります。

さて、質問です。

あなたの筋肉は本当に緩めていいものでしょうか?

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今回はここまで。

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電気だけでよくなる???

 
おはようございます。
 
「電気を当てとけば良くなる」
 
そんなことはありません。
 
単に電気といっても色々な種類があり、
 
それぞれに特性やできる事は決まっています。
 
例えばですが、CMなどでよくみる
 
お腹に貼って電気を流して痩せる、
 
あの機械は低周波だったりEMSと呼ばれるものですが、
 
EMSでは筋力強化はできません。
 
これは大手医療機器メーカーもいっている事実です。
 
なので、あれをあるだけで脂肪が落ちたり、
 
痩せたりすることはありません。
 
ただ、筋肉に対して促通刺激を入れることはできます。
 
促通刺激とは簡単にいうと
 
正しく筋肉に力が入るようにすること。
 
運動の際に使うべきものが使えることで
 
変化が出る可能性はあります。
 
皆さんも施術を受ける際、
 
よくわからないまま受けるのではなく、
 
なぜこういう施術をされているのか?
 
聞いて理解した上でちゃんと
 
治してもらって下さいね。

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今回はここまで。

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前回の続き。

全開のお話の続きからです。

何の話という方はこちらをご覧ください。

その情報。嘘ではないけど真実ではないかも??

前回はとあるアイシングの研究に対して

アイシングがちゃんと出来てないかもしれないという

可能性のお話でした。

ただし、炎症反応は大切な生体の化学反応だと

私は考えています。

これは前回お話した論文でも書かれていました。

全部説明すると長くてややこしいので端的に書くと

ケガした組織からマクロファージがタンパク質を出して、

好中球をが働く事で炎症反応が起こります。

この炎症反応によって死んだ細胞を片付けたり、

新しい組織の構成や修復が行われるわけです。

だから炎症反応は必要というのが私の考えです。

しかし、過剰な炎症反応は組織温を過剰に高め

正常組織の活動を抑制し、

さらに大量の死細胞と組織液を生み出します。

その量が増えれば吸収に時間をがかかります。

なので、過剰な炎症反応は抑えるべきということです。

この過剰がどのくらいのなのかを

臨床レベルで判断しなければならないわけですが、

いわゆる炎症の三兆候(発赤、熱感、腫脹)と言われるもので

私は判断しています。

この炎症の三兆候のうち全てがそろった場合にのみ、

アイシングを行なっています。

また、受傷後どれくらい時間が経過しているのかによって、

炎症反応は変化しますので、

痛みの程度なども考慮しながら判断し、

最も身体が回復出来るように施術を行っていきます。

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今回はここまで。

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その情報。嘘ではないけど真実ではないかも??

おはようございます。

先日、足首を捻挫された患者さんが

アイシングをしようとした時にこんな事を言われました。

「アイシングをすると治りが遅くなるって書いてあった」

「だからやりたくない」

また、よくわからん適当な事を書いてあるブログかなと

思っていたのですが、とある大学の発表のようでした。

それを簡単にまとめると

・アイシングは炎症を抑制する

・その結果、筋肉の再生が遅延されている

という事が研究で分かったと。

私もこの記事自体が見ていて、

原著の方も拝読させて頂いていました。

あくまで私の個人的な意見としては

この論文に嘘はありません。

それでは正しいのか?というと

疑問を呈する部分があります。

この研究の研究方法についてです。

「アイシングはポリエチレンの袋に氷を入れて

皮膚の上から30分間、2時間ごとに3回行い、

これを損傷2日後まで継続した」とあります。

これは明らかに過剰なアイシングです。

論文では「一般的な方法として…」とありますが、

そもそもその方法自体に根拠はありません。

ここまでアイシングをすれば、

確かに炎症で出来た悪いものを回収することが困難となります。

また、アイシングによる血管収縮反応により、

血流が悪くなるので

治る過程が遅くなるものと考えられます。

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長くなるので今回はここまで。

次回に続きを書きます。

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骨が折れても…??

子供が「手をついて肘が痛い」と言ったら…?

こういう場合は注意してくださいね。

私はこの一年の間で2例も…橈骨頚部骨折を経験しました。

しかもその中の1例は即日手術。

ギプスで固定だけの保存症例については、

なんと5日前に受傷し、

その後、野球の練習に2回も行って

ボールを投げていたようです。

何が言いたいかわかりますか?

そう、骨が折れていても普通に使えちゃうんです。

さらに驚くことにこの症例は、

橈骨遠位端部の骨端線損傷も伴っていました。

成長障害にも繋がる可能性があったという事です。

子供が「転倒した時に手をついた」といったら

ビビってくださいね

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今回はここまで。

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アイシングについて

おはようございます。

最近は、アイシングが本当に必要かどうかと

論議されることも多いのですが、

私の見解としては、、、

急性期に関しては「必要」と考えています。

急性期は局所で炎症を起こしており、

病態生理学的にアイシングは必要になってきます。

ただ、アイシングは急性期に一度のみ必要であって、

それ以降は不要です。

また、アイシングの素材については、

様々な研究により保冷剤や氷嚢では

的確に患部を冷却することは困難です。

これは物理学的な話になってしまうので、

難しいところは割愛しますが、

アイシングに最も適している素材はやはり氷です。

正確にいうと氷水ですが、、、

その作り方をお伝えしておきます。

ナイロン袋に氷と、同量の水を入れ、

空気をできるだけ抜いて口を縛ります。

これをアイスパックと言います。

氷のみですと、患部に当てた際に、

氷が当たる部分と当たらない部分が生じてしまいます。

ですが、水を入れることによって

均一に患部を冷却することができます。

なお、アイスパックは最低でも15分、

最長で30分のアイシングが有効とされています。

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今回はここまで。

アイシングについて何かご質問あれば、

もしくは詳しく知りたい方はお問合せへ。

もしくは、086-221-7272まで。

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知っていますか??整骨院は骨折・脱臼のプロなんですよ!

おはようございます。

先日、来院された患者さん。

腰痛の治療で通院している方なんですが、

どうやら指を痛めているご様子。

これは骨折もあるのでは??と思い、

「骨折しているかもしれないのでちゃんと診ましょう」

と言うと・・・

患者さんから驚きの声!

患者さん「整形に行こうと思っていたんですけど

先生、骨折もみてくれるんですか?」

私「もちろんです!整骨院は骨折や脱臼の専門家ですよ!」

その後、問診や検査の結果、おそらく指の剥離骨折の疑いが高いので、

冷やして整復して固定。良く行く整形への紹介状を渡しました。

整骨院の先生は柔道整復師の国家資格を持っています。

柔道整復師は、骨折・脱臼・打撲・肉離れ・捻挫に対して

施術を行なう、いわばケガのプロフェッショナルです。

整骨院で骨折・脱臼の施術を行う場合には、

最初の処置は緊急性が高いため、医師の同意は必要ありませんが、

その後の施術については医師の同意が必要となります。

ちなみに同意というのは・・・

医師に骨折もしくは脱臼したところを整骨院でみてもらっていいですか?

いいですよ。←これが同意です。

口頭で確認が取れればOKです。

どうせ整形に行くんなら初めから整形に行ったらいいんじゃない?

という方もおられるかと思います。

ですが、そうなると待ち時間によって最初の対応が遅れたり、

骨折が無かった場合にはレントゲンだけでおしまいという事もあります。

なので、まず整骨院で骨折の疑いがあるのか??

整形に行くべきなのか?という事を確認するのが最も効率的ではないかと

私は考えております。

骨折・脱臼などでお悩みの方、もしくはご友人やご家族が

骨折や脱臼でお悩みであれば、どんな些細なことでも

お気軽にご相談ください。

質問や気になる事があれば・・・

https://maruta-seikotsu.com/maruta/contact/

もしくは、086-221-7272まで。

気軽にお問合せ下さい。

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サポーターの真実をご存知ですか??

おはようございます。

 

当院に初めて来られた方の中に

腰や膝にサポーターをしている姿を良く見かけます。

 

サポーターをすると少しでも動きやすくなりますよね。

でも、これは治っているのではなく、

痛いところを動かさないようにして

関節や筋肉をさぼらせているということ。

 

例えば腰の場合、関節は約12関節、

そして筋肉は10個ほどあります。

これらの組織にはたくさんのセンサーがあり、

今どれぐらい筋肉に力が入ってるとか、

どれぐらい関節が曲がっているなどの感覚を脳に送っています。

 

サポーターをすると動かさないからこのセンサーの必要性が無くなります。

なので、センサーが使えなくなってしまいます。

 

すると・・・

センサーが利かなくなるので、

腰は不安定感に襲われ、正しく使うことが出来ず、

ぎっくり腰になりやすい状態になってしまいます。

 

さらにサポーターをしていないと不安で、

サポーター依存症のようになってしまいます。

 

これは腰に限ったことではなく、

膝や足首にも言えることです。

 

昔はサポーターをすると筋肉が落ちる

といわれていました。

しかし、近年の研究で筋力は落ちないことが

わかりましたが、サポーターはこれらの弊害を起こしますので、

くれぐれもお気をつけてください。

 

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