前回に引き続き
今回も肩のお話です。
前回は神経が肩の上がらない原因かもしれない
というお話でしたが、
今日は肩を上げる事を制限するものを
簡単に説明しときますね。
・関節包:後下方関節包、Axialy pouch(腋窩陥凹)
関節包の中でも特に後下方関節包、
Axialy pouch(腋窩陥凹)は挙上制限因子になります。
・神経:腋窩神経、肩甲上神経
滑走の低下から挙上制限因子となります。
・筋肉:棘上筋、肩甲下筋、棘下筋
棘上筋はその損傷によって挙上できなくなり、
肩甲下筋は4、5束の拘縮・短縮によって
挙上できなくなります。
また、棘下筋もその機能低下によって
60度以上の挙上ができなくなります。
上腕二頭筋長頭は骨頭の前方安定性に寄与、
三角筋は肩関節の粗大運動に関与しているので
挙上制限因子になります。
他にもやはり多くの筋肉は
挙上制限因子となりやすいですね。
肩関節の施術において、
ご自分の肩が上がらない原因を理解していますか?
いつまでも肩が良くならないのは
正しく施術が受けられていないかもしれません。
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今回はここまで。
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