おはようございます。
今日はとある患者さんの症例です。
13歳、女性。陸上部(高跳び選手)
2週間前に高跳びの練習をしていて、
踏み込んだ際に左膝前面に疼
整形外科にかかると、
レントゲンとエコーにて患部を観察し、
軽度のオスグッ
痛みが引かないため当院に来院。
痛みのある部位を口頭で聞くと、
自分の左膝を指差し、膝の下の辺
膝の関節には運動痛なく、
脛骨粗面部の膨隆、腫脹、熱感、圧痛なし。
膝蓋腱に圧痛なし。
ただ、片足立ちで痛みがあって、
ケンケンをするとさらに痛みが強くなります。
こうなるとオスグッド??の所見とは
ちょっと考えにくいんですね。
なので、別の医療機関に紹介状を書いて
オスグッドとは別の場所を診て頂きました。
その結果、オスグッドの部位には異常はなく、
前脛骨筋の付着部の炎症がみられました。
病態把握は重要です。
間違った病態把握をすれば、結果を出すことはできません。
今回は、まさにそんな症例だったと思います。
病態把握の方法はいくつもありますが、
その中でも圧痛はかなり重
皆さんも自分の痛い部分はどこなのか?
ちゃんと伝えられるようにすると
改善に繋がるかもしれません。
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今回はここまで。
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