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ただの捻挫??

おはようございます。

今回も先日来院された方の症例です。

40代女性。足首を捻挫し、近くの整骨院を受療。

捻挫と判断されたが、痛みが強く不安になり、当院を受療。

当院に来られた時点で受傷から

1週間が経過していました。

ATFL、AITFL、CFLなどの捻挫で痛めやすい靭帯に

圧痛や腫れはなくて、

DCCL(背側踵立方靱帯)に圧痛と腫れを確認。

部位と痛みのレベルから

踵骨前方突起裂離骨折を疑い、整形外科を紹介しました。

捻挫の多くは裂離骨折を伴っていることが多いです。

ただの捻挫と思い込んで放置しないように

気を付けてくださいね。

このような場合にエコー(超音波診断装置)があれば

より的確に判断が付くので、

当院でも現在導入を急いでいます。

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今回はここまで。

詳しく話を聞きたいという方は

お問い合わせ

もしくは、086-221-7272まで。

気軽にお問合せ下さい、

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レントゲンには異常はありませんでした。

おはようございます。

今回は私が施術の時に考えること。

また、カウンセリングの際に患者さんに必ず伝えていること。

何に対するアプローチなのか?ということ。

今患者さんに起こっていることが

構造的破綻(組織損傷)なのか?

それとも機能的破綻(機能障害)なのか?

ちなみに機能的破綻は、

痛みを引き起こす原因となっていることもある。

言い換えると

構造的破綻は目に見えること。

機能的破綻は目には見えないこと。

ただ、どちらも所見をとることで、その事実を確認できます。

レントゲンや画像は撮ってもらったけど、

痛みの原因はわかりませんでした。

という方がおられるのはこういう所だと思います。

ここで一つ間違えてはいけないのは、

どちらも一緒に考えないということ。

構造的破綻か?機能的破綻か?これを見極める必要があり、

そしてそれぞれに対して的確な施術を行う必要がある。

何か身体でお悩みの方

貴方のその痛みの原因はちゃんとわかっていますか?

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今回はここまで。

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子供の痛いに要注意

おはようございます。

今回は症例というか、

注意事項的。

小さな子供が「太ももが痛い」

と訴えた場合、そのほとんどは股関節疾患です。

特に幼少期であれば、単純性股関節炎が多いです。

でもペルテス病や、

少し大きくなると大腿骨頭すべり症なんかも

えなければなりません。

子供の「太ももが痛い」は要注意ですよ。

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今回はここまで。

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膝の痛みの原因は膝だけじゃない???

おはようございます。

今回も症例を一つ。

50代男性。スノーボード走行中に右膝を負傷。

転倒するなど明らかな受傷機転は不明。

滑っている際に徐々に右膝内側に疼痛出現したとのこと。

近隣の整形外科にてレントゲン、エコーを撮影し、

MCL損傷と診断。

その後変化ないため当院に来院。

MCLに圧痛なし。外反ストレス(−)

運動痛はなく、passiveでの屈曲で膝後部内側に疼痛あり。

圧痛は脛骨近位内側でMCLよりも背側にある。

さて、そこには解剖学的には

どのような組織が存在しているかというと?

SM(半膜様筋)とST(半腱様筋)ですね。

ということは…??

MCL損傷のように見えても

そうではない痛みもあるという

そんな症例です。

なかなか良くならない…

自分のケガがどういったものかわからない…

そういう方はいつでも気軽にご相談下さい。

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今回はここまで。

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よくある痛みと思っていると・・・??

おはようございます。

今回も症例を紹介していきます。

12歳男子。バスケットボール選手。

両膝のひざ下の痛みを訴え来院。

この時点でもしかしてと思う方もいるかと思います。

そう、オスグッド病です。

脛骨粗面(膝下の出っ張り)に圧痛があり、

他の症状からも明らかにオスグッド。

でもPTB(膝蓋腱)にも圧痛がありました。

違和感を感じて、色々動かしてみると

膝を伸ばす時に膝の脂肪体の動きが悪い。

これが痛みの原因の一因になっていると考え、

IFPの滑走を改善させるようにアプローチすると‥

劇的に疼痛が軽減。

オスグッドばかりに気を取られていたら、

これほどの結果を出すことはできなかったと思います。

かといって、全てのオスグッドに

同じような現象が起こっているわけではありません。

ただ、オスグッドによる疼痛は、

脛骨粗面部だけが痛みの原因になっているわけではない

ということを頭の片隅においておいた方がいいのかな

と感じた症例です。

中々子供の膝の痛みが治らない・・・

治療を受けているけど痛みに変化がない・・・

そういう方は何か他の原因で痛みが出ていることが

あることも考えてみてください。

まるた整骨院では種々の検査法などで

皆さんの身体の悩みの根本を見つけますので、

いつでも気軽にご相談ください。

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今回はここまで。

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そのテーピング大丈夫ですか???

おはようございます。

少し前、他の整骨院でテーピングをしてもらった

患者さんが来院されました。

足首のテーピングだったのですが、

ちゃんと効いてはいるものの

見た目は良くなかったんですね。

具体的には、

・シワが入っている
・角の処理をしていない
・テープの終わりが足底

効いてるならいいじゃんと

思われるかもしれませんが、

シワがあると、圧がうまく分散せず、

シワの部分で静脈は局所的に圧迫される可能性があります。

角を丸くカットしてなければ、剥がれやすいですよね。

そしてテープの終わりが足底だと、

これもまた剥がれやすいですよね。

細かい所ではあるかもしれませんが、

テーピングはこういう細やかな点で差異が出ますし、

パフォーマンスに大きく影響します。

つまり、こうしたところに

気をつけながらテープを巻きましょうということです。

参考にしてみてください。

まるた整骨院ではテーピングの指導や

テーピングのみの施術も行ってますので

気軽にご相談ください。

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それほんとに「腫れ」ですか?

おはようございます。

最近、むくみの相談をよく受けるのですが、

腫脹、水腫・血腫、浮腫、皮下脂肪の違い。

意外とこの鑑別って難しいんですよね。

腫脹swelling

炎症の結果生じる血液や血漿蛋白からなる腫れ。

境界明瞭、少し硬め

いわゆるケガの後の腫れです。

水腫edema

ここでいう水腫はいわゆる関節に水が溜まっている状態。

境界明瞭、ブニョブニョ

ヒザとかで聞く事が多いやつですね。

血腫hematoma

血が溜まっている状態。

境界明瞭、硬い

血豆のような状態がイメージしやすいと思います。

浮腫edema

細胞外に水分が溜まっている状態。

境界不明瞭、押すと凹む

これがむくみですね。

皮下脂肪

局所的につくこともあり、

意外とその他の腫れと鑑別が難しいことも。

境界色々、推してもへこまない

ざっとこのように違います。

ものすごくわかりやすく、

簡単に説明していますので、

若干の違いはあるかもしれませんが、

内容成分や部位によって

ある程度の鑑別はこれでできるかと思います。

皆さんのその腫れやむくみ。

自分で何か理解できていますか?

そういったお悩みがあれば

いつでもご相談下さい。

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テニス肘が治らない方

おはようございます。

今回はテニス肘(外側上顆炎)のおはなし。

外側上顆炎のもう一つの原因。

外側上顆炎と言いつつ、

実はほとんどの症例で炎症を起こしていません。

外側上顆炎はだいたい嘘つきです。

今回はその一例の紹介を。

以前より外側上顆の痛みがあり当院へ。

確かに外側上顆に圧痛があって、

関連する筋肉に筋硬化と圧痛、

そしてテストでも外側上顆に痛みを認めました。

加療して2週ほどでほとんどの痛みは消失。

ただ、外側上顆の圧痛だけは残存し、

日常生活でも時に痛みが出るとのこと。

そこで再度所見をとっていくと…

後前腕皮神経に圧痛が。

ということで、この神経にアプローチをしたところ

すぐに外側上顆の圧痛が消失。

その後、数回の施術で外側上顆の圧痛は完全に消失しました。

痛みの最後の原因は神経で、

外側上顆炎はやはり嘘をついていたんですね。

思い込みで施術し続けると、

改善しない症例もあります。

なかなか良くならない時は、

もう一度病態をよく見てもらってくださいね。

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やりがちなアレってどうなの??

おはようございます。

今回は患者さんに頂いた質問に答えていきたいと思います。

「テニスボールやストレッチポールっていいんですか?」

痛みがある時によくやりがちですね。

基本的に痛みを取る手段としては

やらないでください。

テレビや動画などで筋肉を緩める、

腰痛が改善するなどと言われてますが、

全ての方に有効な方法ではありません。

むしろリスクの方が大きいと考えられています。

特に強い痛みが出ている場合は

絶対に行わないようにしてください。

このような方法で患部を刺激すると、

より組織を傷つけることになり、

症状を増悪させてしまう可能性があります。

そのような場合どうすればよいのかなど、

指導させていただきますので、

いつでもご相談下さい。

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肩の邪魔者たち

前回に引き続き

今回も肩のお話です。

前回は神経が肩の上がらない原因かもしれない

というお話でしたが、

今日は肩を上げる事を制限するものを

簡単に説明しときますね。

・関節包:後下方関節包、Axialy pouch(腋窩陥凹)

関節包の中でも特に後下方関節包、

Axialy pouch(腋窩陥凹)は挙上制限因子になります。

・神経:腋窩神経、肩甲上神経

滑走の低下から挙上制限因子となります。

・筋肉:棘上筋、肩甲下筋、棘下筋

棘上筋はその損傷によって挙上できなくなり、

肩甲下筋は4、5束の拘縮・短縮によって

挙上できなくなります。

また、棘下筋もその機能低下によって

60度以上の挙上ができなくなります。

上腕二頭筋長頭は骨頭の前方安定性に寄与、

三角筋は肩関節の粗大運動に関与しているので

挙上制限因子になります。

他にもやはり多くの筋肉は

挙上制限因子となりやすいですね。

肩関節の施術において、

ご自分の肩が上がらない原因を理解していますか?

いつまでも肩が良くならないのは

正しく施術が受けられていないかもしれません。

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今回はここまで。

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