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それほんとに「腫れ」ですか?

おはようございます。

最近、むくみの相談をよく受けるのですが、

腫脹、水腫・血腫、浮腫、皮下脂肪の違い。

意外とこの鑑別って難しいんですよね。

腫脹swelling

炎症の結果生じる血液や血漿蛋白からなる腫れ。

境界明瞭、少し硬め

いわゆるケガの後の腫れです。

水腫edema

ここでいう水腫はいわゆる関節に水が溜まっている状態。

境界明瞭、ブニョブニョ

ヒザとかで聞く事が多いやつですね。

血腫hematoma

血が溜まっている状態。

境界明瞭、硬い

血豆のような状態がイメージしやすいと思います。

浮腫edema

細胞外に水分が溜まっている状態。

境界不明瞭、押すと凹む

これがむくみですね。

皮下脂肪

局所的につくこともあり、

意外とその他の腫れと鑑別が難しいことも。

境界色々、推してもへこまない

ざっとこのように違います。

ものすごくわかりやすく、

簡単に説明していますので、

若干の違いはあるかもしれませんが、

内容成分や部位によって

ある程度の鑑別はこれでできるかと思います。

皆さんのその腫れやむくみ。

自分で何か理解できていますか?

そういったお悩みがあれば

いつでもご相談下さい。

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今回はここまで。

詳しく話を聞きたいという方は

お問い合わせ

もしくは、086-221-7272まで。

気軽にお問合せ下さい。

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まるた整骨院が注意していること

おはようございます。

初めていくところは緊張するもの。

初診の患者さんの場合、

特に身体を見てもらうということもあって

いつもとはまた違った緊張感があると思います。

さらに診察では問診や検査、説明などをしていると、

どうしてもストレスがかかると思います。

そんなときに注意すべきなのが「迷走神経反射」です。

一般的には強い痛み(注射等)で起こることが多いのですが、

前述のようなストレス環境下でも起こることがあります。

症状は、悪心、めまい、吐き気、

冷や汗、頭痛などの症状が見られ

倒れてしまうこともあります。

以前、超音波治療器のあと、

10歩くらい歩いたところで迷走神経反射を起こし、

急に転倒された方もいます。

患者さんの顔色、全身の動き、

待っている患者さんの状態、電気中の患者さんの表情、

外の駐車場の状況、受付など、

配慮するところはたくさんあります。

待合で待っている間に迷走神経反射を起こして、

倒れてしまうことだってあるわけです。

だから、まるた整骨院では目の前の患者さんも重要ですが、

周りの状況把握にも常に尽力して

このような事が起きないように注意しています。

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今回はここまで。

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軟骨がすり減って…

おはようございます。

みなさんの周りにも膝が痛い方は

たくさんいると思います。

その中でも特に多いのが

変形性膝関節症(OA)という診断を

受けた方だと思うのですが、

膝の骨や軟骨の摩耗で痛みが出ない事は

みなさんご存じでしょうか?

膝関節に限らず、変形性関節症(OA)の痛みは、

軟骨の磨耗が原因ではありません。

もちろん、骨と骨がぶつかっても痛みは出ません。

骨や軟骨には痛みを感じる神経はありませんからね。

では、痛みの原因は、、、?

そうですね。”滑膜”です。

滑膜炎が主な病態です。

なので施術するべき組織は骨や軟骨ではないんですね。

ずっと膝が治らないという方は

このような説明を受けたことはありますか?

どんな病態もまずは何が損傷しているのか?

何がその症状を誘発しているのか?

それは本当なのか?

今、自分は治す為に正しい事をしているのか?

今一度、考えてみてください。

そして、もし大丈夫!と言えない場合は

一度、当院もしくは最寄りの医療機関にご相談ください。

本当にその症状の原因はその組織でしょうか?

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今回はここまで。

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とても多い膝の痛みについて

昨日はお勉強の時間

Hoffa diseaseについて復習したのですが、

それについてのお話。

膝に痛みがある方は周りにも多くいますよね?

半月板損傷や変形性膝関節症、靭帯損傷など

様々な病態の患者さんがおられます。

その中でもHoffa diseaseは

見逃されやすい病態です。

Hoffa diseaseとは、

別名を膝蓋下脂肪体炎と言って

ちょうど膝のお皿の下にある

脂肪の塊の炎症です。

「半月板損傷」

「ジャンパー膝」

と判断された膝の痛みが

「実はこの脂肪体の炎症だった」

ということは珍しくありません。

さらに膝関節変形性関節症(OA)の

患者さんがこの部位の痛みを訴えることも多く、

痛みの原因がOAによるものではなく、

脂肪体の炎症ということも

多々あるのです。

そして、この脂肪体は厄介なことが。

とある研究によると膝関節周辺において…

膝蓋下脂肪体は、

最も痛みを感じる部位であるとのこと。

さらに、

脂肪体で炎症が起こると新生血管が進入します。

ということは同時に神経も伴走するので

さらに痛みが出やすい状態となるのです。

こうなると、治りが悪くなりますね。

そして、この脂肪体なのですが…

膝を曲げる際はビヨ~ンとのびて

お皿の下に潜り込みます。

膝の伸ばす時はお皿の下に移動します。

簡単に言うとこのように動くのです。

なので、膝の曲げ伸ばしで痛みが出る

という方はhoffaかも?と疑って、

当院もしくは最寄りの医療機関でご相談下さい。

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アイシングについて

おはようございます。

最近は、アイシングが本当に必要かどうかと

論議されることも多いのですが、

私の見解としては、、、

急性期に関しては「必要」と考えています。

急性期は局所で炎症を起こしており、

病態生理学的にアイシングは必要になってきます。

ただ、アイシングは急性期に一度のみ必要であって、

それ以降は不要です。

また、アイシングの素材については、

様々な研究により保冷剤や氷嚢では

的確に患部を冷却することは困難です。

これは物理学的な話になってしまうので、

難しいところは割愛しますが、

アイシングに最も適している素材はやはり氷です。

正確にいうと氷水ですが、、、

その作り方をお伝えしておきます。

ナイロン袋に氷と、同量の水を入れ、

空気をできるだけ抜いて口を縛ります。

これをアイスパックと言います。

氷のみですと、患部に当てた際に、

氷が当たる部分と当たらない部分が生じてしまいます。

ですが、水を入れることによって

均一に患部を冷却することができます。

なお、アイスパックは最低でも15分、

最長で30分のアイシングが有効とされています。

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今回はここまで。

アイシングについて何かご質問あれば、

もしくは詳しく知りたい方はお問合せへ。

もしくは、086-221-7272まで。

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前回に続いてシンスプリントのお話

おはようございます。

今回は前回お話したシンスプリントについて

人それぞれの原因を見つけることが重要とお話したので

一つの例を説明をしたいと思います。

例えば

高校1年性でまだ筋力が未発達な状態で

慣れない練習メニューを毎日こなし、

シンスプリントが発生したケース。

この場合、その原因は内側広筋にあったんですね。

どういうことかというと、

内側広筋の未発達によって

膝関節内側の支持性および膝関節の伸展トルクが低下

することによって爪先が外旋。

また、その代償として内転筋群が過緊張した結果、

knee in toe out傾向となり、

脛骨への外旋トルクが習慣化し発生したものと推測できたケース。

簡単に説明すると、太ももの筋肉がついてないせいで

足が外に向きやすくなって、骨が捻られてたよ

という事です。

いかがでしょうか?

今シンスプリントでお悩みの方や

その周囲の方はここまで原因を説明してもらっていますか?

自分がどうしてそうなったのかを知る事は

予防にもセルフケアにもつながる重要な事です。

シンスプリントに限らず、痛みや不調があるけど

なんでかはわかってないという方は

いつでもお気軽にまるた整骨院へどうぞ。

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最近多いのでシンスプリントの話。

おはようございます。

今回は最近シンスプリントの方が増えたので

以前にもお話したシンスプリントについて

もう少し説明をしたいと思います。

以前の記事はこちら。

シンスプリントは主に脛骨に起こる痛みですが、

その疼痛の発生組織は骨膜や筋肉です。

このような組織のオーバーユースが疼痛を引きおこすとされていますが

そのオーバーユースとは、どのような動きなのか?

一般的にはknee in toe outと言われています。

私もそのように説明する事が多いのですが、

実は本質はそこではなかったりします。

実際は脛骨自体に外旋モーメント(捻る力)が

かかることが原因と考えています。

その一つとしてknee in toe outがあると言うこと。

人によってその外旋モーメントがかかる原因はまちまちです。

なので、ひとそれぞれの原因を見つけてる必要があるのです。

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新年の挨拶とコロナについて

令和3年になりましたね。

本年も変わらぬご愛顧のほど

心よりお願い申し上げます。

さて、挨拶もほどほどに

コロナの混乱が収まりませんね。

岡山でのいくつかのクラスターが発生しています。

当院では、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなどの

感染症対策のため手指消毒剤をおいております。

また、出入り口となるドアの取っ手やトイレのドアノブは、

塩化ベンザルコニウムとアルコールによる

消毒を都度行っております。

また、ウイルスや花粉なども抑制してくれる

マジックデューという空気清浄機兼加湿器を院内に設置して、

万全の体制を整えております。

感染も怖いですが、ケガの放置も恐ろしいので

感染の危険性を考えて受療を控えておられる方も

安心してご来院ください。

しかし、100%の予防法は存在しないので、

かかってしまったときのことも考えておくべきでしょう。

何をすれば良いのかというと基本的な事です。

ごはんを食べて、水分を摂り、しっかり寝る。

加えて、免疫力を高めるためにウォーキングをする、

身体に足りないものをプロテインやサプリで補うなど

免疫力を高めることを行うと良いでしょう。

まるた整骨院は本年も皆様の健康の一助となれるよう、

日々進化して参りますので、

何卒、今後ともよろしくお願い申し上げます。

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今回はここまで。

身体についてわからない事がある、

詳しく話を聞きたいという方は

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電気で筋力強化は出来ますか??

おはようございます。

今回はタイトルのような質問を頂いたので

それにお答えしていきたいと思います。

結論から言ってしまうと

EMS機器では筋力強化はできません。

これは大手医療機器メーカーもいっている事実です。

それではEMS機器で何が出来るのか。

筋肉に対して促通刺激を入れることはできます。

促通とはどういう事かというと

その筋肉に力を入れやすくなるという事ですね。

使いやすくした状態を維持して

トレーニング等を行えば筋力強化につながりますが

電気刺激単体では難しいと思われます。

逆に注意が必要なのは抑制刺激を入れることです。

動きにくい状態にしてしまうことですね

これは多くの物療機器で可能です。

干渉波、低周波などは一般的に疼痛抑制、筋出力抑制など抑制刺激。

家庭用の治療機器を使う際はご注意下さいね。

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今回はここまで。

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仕事で歩いているから運動なんかしなくてもいい?

おはようございます。

今日も患者さんに頂いた質問に答えていきたいと思います。

さて、タイトルの質問なのですが、

仕事と運動は全く別物です。

脳もそれぞれを別なものとしてとらえています。

また、仕事中に動いている目的は仕事の為ですよね。

運動の目的はやせたいとか、健康など具体的です。

この脳の認識の違いはとても大きいもので

体に起こる影響が全く変わってきます。

なので、運動をする場合は

環境を整えた上で、目的意識を持って

行うようにして下さい。

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