全開のお話の続きからです。
何の話という方はこちらをご覧ください。
その情報。嘘ではないけど真実ではないかも??
前回はとあるアイシングの研究に対して
アイシングがちゃんと出来てないかもしれないという
可能性のお話でした。
ただし、炎症反応は大切な生体の化学反応だと
私は考えています。
これは前回お話した論文でも書かれていました。
全部説明すると長くてややこしいので端的に書くと
ケガした組織からマクロファージがタンパク質を出して、
好中球をが働く事で炎症反応が起こります。
この炎症反応によって死んだ細胞を片付けたり、
新しい組織の構成や修復が行われるわけです。
だから炎症反応は必要というのが私の考えです。
しかし、過剰な炎症反応は組織温を過剰に高め
正常組織の活動を抑制し、
さらに大量の死細胞と組織液を生み出します。
その量が増えれば吸収に時間をがかかります。
なので、過剰な炎症反応は抑えるべきということです。
この過剰がどのくらいのなのかを
臨床レベルで判断しなければならないわけですが、
いわゆる炎症の三兆候(発赤、熱感、腫脹)と言われるもので
私は判断しています。
この炎症の三兆候のうち全てがそろった場合にのみ、
アイシングを行なっています。
また、受傷後どれくらい時間が経過しているのかによって、
炎症反応は変化しますので、
痛みの程度なども考慮しながら判断し、
最も身体が回復出来るように施術を行っていきます。
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今回はここまで。
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