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blog ぎっくり腰 ケガ スポーツ障害 寝違え 膝の痛み 身体について

前回の続き。

全開のお話の続きからです。

何の話という方はこちらをご覧ください。

その情報。嘘ではないけど真実ではないかも??

前回はとあるアイシングの研究に対して

アイシングがちゃんと出来てないかもしれないという

可能性のお話でした。

ただし、炎症反応は大切な生体の化学反応だと

私は考えています。

これは前回お話した論文でも書かれていました。

全部説明すると長くてややこしいので端的に書くと

ケガした組織からマクロファージがタンパク質を出して、

好中球をが働く事で炎症反応が起こります。

この炎症反応によって死んだ細胞を片付けたり、

新しい組織の構成や修復が行われるわけです。

だから炎症反応は必要というのが私の考えです。

しかし、過剰な炎症反応は組織温を過剰に高め

正常組織の活動を抑制し、

さらに大量の死細胞と組織液を生み出します。

その量が増えれば吸収に時間をがかかります。

なので、過剰な炎症反応は抑えるべきということです。

この過剰がどのくらいのなのかを

臨床レベルで判断しなければならないわけですが、

いわゆる炎症の三兆候(発赤、熱感、腫脹)と言われるもので

私は判断しています。

この炎症の三兆候のうち全てがそろった場合にのみ、

アイシングを行なっています。

また、受傷後どれくらい時間が経過しているのかによって、

炎症反応は変化しますので、

痛みの程度なども考慮しながら判断し、

最も身体が回復出来るように施術を行っていきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・

今回はここまで。

詳しく話を聞きたいという方は

お問い合わせ

もしくは、086-221-7272まで。

気軽にお問合せ下さい。

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blog ぎっくり腰 ケガ スポーツ障害 健康管理 身体について

その情報。嘘ではないけど真実ではないかも??

おはようございます。

先日、足首を捻挫された患者さんが

アイシングをしようとした時にこんな事を言われました。

「アイシングをすると治りが遅くなるって書いてあった」

「だからやりたくない」

また、よくわからん適当な事を書いてあるブログかなと

思っていたのですが、とある大学の発表のようでした。

それを簡単にまとめると

・アイシングは炎症を抑制する

・その結果、筋肉の再生が遅延されている

という事が研究で分かったと。

私もこの記事自体が見ていて、

原著の方も拝読させて頂いていました。

あくまで私の個人的な意見としては

この論文に嘘はありません。

それでは正しいのか?というと

疑問を呈する部分があります。

この研究の研究方法についてです。

「アイシングはポリエチレンの袋に氷を入れて

皮膚の上から30分間、2時間ごとに3回行い、

これを損傷2日後まで継続した」とあります。

これは明らかに過剰なアイシングです。

論文では「一般的な方法として…」とありますが、

そもそもその方法自体に根拠はありません。

ここまでアイシングをすれば、

確かに炎症で出来た悪いものを回収することが困難となります。

また、アイシングによる血管収縮反応により、

血流が悪くなるので

治る過程が遅くなるものと考えられます。

・・・・・・・・・・・・・・・・

長くなるので今回はここまで。

次回に続きを書きます。

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blog ケガ スポーツ障害 健康管理 身体について

骨が折れても…??

子供が「手をついて肘が痛い」と言ったら…?

こういう場合は注意してくださいね。

私はこの一年の間で2例も…橈骨頚部骨折を経験しました。

しかもその中の1例は即日手術。

ギプスで固定だけの保存症例については、

なんと5日前に受傷し、

その後、野球の練習に2回も行って

ボールを投げていたようです。

何が言いたいかわかりますか?

そう、骨が折れていても普通に使えちゃうんです。

さらに驚くことにこの症例は、

橈骨遠位端部の骨端線損傷も伴っていました。

成長障害にも繋がる可能性があったという事です。

子供が「転倒した時に手をついた」といったら

ビビってくださいね

・・・・・・・・・・・・・・・・

今回はここまで。

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blog ぎっくり腰 身体について

よくお問合せがある質問にお答えします!~○○ってやってますか?~

おはようございます。

当院では患者さんから様々なお問い合わせの言葉を頂きます。

その中でも多いものがこの質問。○○に入るものが皆さん分かりますか??

答えは・・・「骨盤矯正」です。

結論からお話すると、当院では骨盤矯正は行っていません。

最近は、骨盤矯正という言葉がかなり一般的になってきていますね。

しかし、あまりおすすめはできないのが現状です。

例えば、骨盤を矯正することで腰痛を改善するということも

よく言われていることですが、

実際には10年以上前の論文でこのことは否定されています。

情報過多の時代です。何が正しくて何が間違っているのか、

専門家でさえその判断が難しい時代になっています。

今回はここまで。

今回の記事もあくまで私個人の考えとなります。

もっと詳しく聞きたいという方や、

質問や気になる事がある方は・・・

https://maruta-seikotsu.com/maruta/contact/

もしくは、086-221-7272まで。

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今日の患者さんのお悩み

腰痛、脊柱管狭窄症、ぎっくり腰、肩こり、                スポーツ外傷、靭帯損傷

岡山市北区奥田のまるた整骨院

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blog 身体について

知っていますか??整骨院は骨折・脱臼のプロなんですよ!

おはようございます。

先日、来院された患者さん。

腰痛の治療で通院している方なんですが、

どうやら指を痛めているご様子。

これは骨折もあるのでは??と思い、

「骨折しているかもしれないのでちゃんと診ましょう」

と言うと・・・

患者さんから驚きの声!

患者さん「整形に行こうと思っていたんですけど

先生、骨折もみてくれるんですか?」

私「もちろんです!整骨院は骨折や脱臼の専門家ですよ!」

その後、問診や検査の結果、おそらく指の剥離骨折の疑いが高いので、

冷やして整復して固定。良く行く整形への紹介状を渡しました。

整骨院の先生は柔道整復師の国家資格を持っています。

柔道整復師は、骨折・脱臼・打撲・肉離れ・捻挫に対して

施術を行なう、いわばケガのプロフェッショナルです。

整骨院で骨折・脱臼の施術を行う場合には、

最初の処置は緊急性が高いため、医師の同意は必要ありませんが、

その後の施術については医師の同意が必要となります。

ちなみに同意というのは・・・

医師に骨折もしくは脱臼したところを整骨院でみてもらっていいですか?

いいですよ。←これが同意です。

口頭で確認が取れればOKです。

どうせ整形に行くんなら初めから整形に行ったらいいんじゃない?

という方もおられるかと思います。

ですが、そうなると待ち時間によって最初の対応が遅れたり、

骨折が無かった場合にはレントゲンだけでおしまいという事もあります。

なので、まず整骨院で骨折の疑いがあるのか??

整形に行くべきなのか?という事を確認するのが最も効率的ではないかと

私は考えております。

骨折・脱臼などでお悩みの方、もしくはご友人やご家族が

骨折や脱臼でお悩みであれば、どんな些細なことでも

お気軽にご相談ください。

質問や気になる事があれば・・・

https://maruta-seikotsu.com/maruta/contact/

もしくは、086-221-7272まで。

気軽にお問合せ下さい。

今日の患者さんのお悩み

腰痛、肩こり、打撲、ギックリ腰、ムチ打ち、               テニス肘、頭痛、寝違え

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肩こり 身体について

患者さんとのよくある会話part3 ○○のせいで肩こり??

おはようございます。

 

先週、患者さんの施術をしている時に

こんな事を言われました。

「先生、昔病院でレントゲン撮った時に

ストレートネックって言われたんよ。

多分そのせいで肩こり治らんのんじゃろうな~。」

 

その場では、先週お伝えした「自己診断は危ない」ということと

そんなことないよと簡単に説明して

終わったんですけど、せっかくなので

ブログでも皆さんにお伝えしておこうと思います。

 

まず、ストレートネックとは文字通り首がまっすぐなこと。

首の骨(頚椎)は7つありますが、少し前に反った状態が正常です。

しかし、現代ではライフスタイルも変化して

PC作業や姿勢などにより首のカーブが減少していき、

レントゲンを撮ると頚椎がまっすぐになっているというもの。

これをストレートネックといいます。

 

では、本題です。

このストレートネックは

肩こりに影響しているのかということです。

 

実はストレートネック自体は直接的には

肩こりには関与していません。

頸椎がまっすぐになったからといって

少し首の筋肉が伸びてしまうこと以外に

ほとんど何も影響はないからです。

 

実際、ストレートネックの方でも

肩こりのない方はたくさんおられます。

私自身もその一人です。

ということはストレートネックが肩こりの

発生に関与しているとは考えにくいということですね。

 

もちろん様々な見解があるので

ストレートネックになると筋肉が・・・

という方もおられます。

 

多くの場合、筋肉は結果として硬くなっているだけなので

いくら柔らかくしても肩こりは治りません。

 

それよりもそもそもどうして肩こりになったのか?

最も重要なのはこれなんです。

ストレートネックは要因ではあっても原因ではありません。

 

なぜストレートネックになったのか?

ストレートネックになる前は症状はなかったのか?

他に肩こりの原因は考えられないか?

 

どんどん深く探っていくのです。

すると意外な原因が浮かび上がってきます。

 

ちゃんと原因を突き止めることは

とても大事なことです。

それだけでも肩こりは楽になります。

 

今回はここまで。

何か質問や気になる事があればいつでも・・・

もしくは、086-221-7272まで。

気軽にお問合せ下さい。

 

今日の患者さんのお悩み

ぎっくり腰、肩こり、腰痛、捻挫、スポーツ外傷、             お尻の痛み、むち打ち、テニス肘

岡山市北区奥田のまるた整骨院

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blog 交通事故について

当院での交通事故施術の流れ~早期改善への第一歩~

まだまだ厳しい寒さが続きますね・・・

診察室で震えながら記事を書いています・・・

 

さて、

 

前回は交通事故に遭った際の流れについて説明をさせて頂きました。

今回はまるた整骨院ではどのように施術を行っていくの?という

問い合わせがございましたので、その説明をしていきますね。

まるた整骨院で、交通事故の施術を受ける場合は、

以下のような流れとなります。

 

来院

交通事故専用の問診表の記入

事故日や事故の状況、今の症状や

現在患者さんがお悩みの事柄などを書いていただきます。

 

検査・カウンセリング

触診、詳細な問診、様々な検査法などを用いて、

患者さんの病態を正確に把握します。

 

その後、病態把握に基づいて現在の病態や今後の経過、

通院期間、頻度の目安などを説明します。

また、施術以外の事でも患者さんが抱いている事故についてのお悩みも

その場ですぐ説明します。

施術

病態把握に基づいた患者さん一人一人への

オーダーメイドな施術を行います。

当院では電気のみという施術ではなく、

様々な新機軸の機器と正確な病態把握に基づく手技によって

いち早く快適な日常生活への復帰を提供しています。

 

ただし・・・

施術は計画的に行なわなければ効率的に治っていきません!

なので、できるだけ指導に従っていただけるようお願いしています。

指導・アフターケア

日常生活での注意点や運動の指導、症状の推移の説明などを行います。

患者さん自身のちょっとした取り組みでも改善の早さは大幅に変化しますので、

施術者と患者が一緒に治療を行っていく意識が重要です。

完治

まるた整骨院は交通事故問題の専門家である岡野法律事務所様とも

提携しており、事故の解決まで総合的にサポート出来る体制を整えております。

なので、交通事故による負傷が完治した後も事故に関する相談や

他の痛みや体の悩みなど、しっかり患者さんをサポートしていきます。

 

 

簡単に説明をしていきましたが、いかがでしょうか?

実際にの施術の流れをお伝え出来ましたかね?

もし、分からない事があったり、

もっと詳しく聞きたい事があれば

086-221-7272

までご連絡ください。もしくは↓にお問い合わせ頂いても大丈夫です。

https://maruta-seikotsu.com/maruta/contact/

最後になりましたが、

普段のケガにおいても言える事なのですが、

交通事故・むち打ちの治療は特に初期治療がとても大切です。

そして何より早く痛みを取ることがその後の経過にも重要となります。

早期から適切な治療を受け、短期間で治せる状況にある方は心配いりませんが、

そうでない方は急いでその環境を作り上げましょう!!

 

 

今日の患者さんのお悩み

むち打ち、スポーツ外傷、靭帯損傷、ぎっくり腰、突き指、自律神経失調症

岡山市北区奥田にあるまるた整骨院